この記事ではUBERに関する疑問にお答えします。
本記事のポイント
- UBERを使うための3つの手順
- UBERのメニュー種類一覧を解説
- 【玄人向け】UBERの裏側メニュー解説
サンフランシスコで週に5回以上はUBERを使用する僕が、「UBERを使ってみたいけれど使い方がわからない」という方に向けて、この記事で理解ができるように解説していきます。
目次
1.UBERアプリ登録
ダウンロード
「日本でダウンロードしそびれたけどアメリカでやれば大丈夫」と思わず、日本でダウンロードしてくることをおすすめします。
いざアメリカでやろうとすると回線が違うことが原因なのか、App Storeにアクセスすることができなかったからです。
ダウンロードの際はこちらからしていただくことにより1500円分の割引きが入るとのことなのでよかったらお使いください。
個人情報と決済方法を入力
お次は個人情報登録に入ります。この際に自分のメールアドレスや電話番号、ログインパスワードを設定します。
次はお支払い方法の登録です。UBER決済がリクエスト完了と同時にデバイス上で済まされるため、現金を持ち歩く必要や降車時にお金をドライバーに渡す必要がありません!
2.早速UBER車で車を呼んでみよう!
現在地&目的地を指定
設定をONにしている(設定→UBERアプリ→位置情報をオン)場合はGPS機能で現在位置の特定をしてくれるため、目的地を入力するのみです。
入力が完了すると、「到着時間」「相乗りの人がいるか」「目的地までどのくらいかかるか」などの情報を知ることができます。
上記を行った後に、『COMFIRM POOL』を押すと、近くの乗車場所をピンで決めるよう指示されます。場所を指定した後は指示に従ってドライバーを待つのみです。
マップ上に『今ドライバーはどこにいてあと何分で着く』ということも表示されていますので、その間に準備したりニュースを見たりすることも可能です。
もし相手が遅かったりした場合は自分から黒い線上のルートに自分から迎えに行ってピックアップすることもできます。
ドライバー情報を確認
ドライバーの情報が予約した際に表示されます。そこには『車種・車の色・ナンバー・相手の顔写真』などが載っています。
ナンバープレートは7桁で成り立っており、覚えにくいので僕はナンバーの下3桁と車の色のみ頭に入れて探すようにしています。
3.UBER車が迎えに来てくれた!いざ乗ってみよう
乗車
ドライバーの車が見つかったら挨拶をして乗ります。乗ったあとは基本的におしゃべりをしたり、自分のやることをしたりと車内空間は自由に過ごすことができます。
面白い点は、車によってサービスの厚さが異なることです。
あるドライバーは音楽を爆音で流しながら運転しますが、あるドライバーは水やキャンディをサービスしてくれます。
様々な人に会って話してみるとたまにいい情報が入ってきたりします。
また、上記の写真のように、UBERやLyftとして稼働している車には会社のロゴが貼られています。
4.乗車後は感謝を忘れずにチップを払おう
レビューとチップ
乗車後にはメールにレシートが送られてきて、それと同時にドライバーに対してのレビューとチップを求められます。
ただそれらは強制的にやらなければならないものではありませんのでサービスに感謝したい場合はぜひつけるようにしましょう。
乗車サービスの種類について解説
ここからはUBERのメニューについて解説を加えていきます。
上記画像の中で、Express POOL、POOL、uberXなどといったものが見えるかと思います。
これらは何で、いつどのように使われるのかを以下に解説していきます。
POOL
1~2人まで乗ることができる一番ベーシックなライド形態です。今までは基本的にこれで移動していました。
車によってキャパシティがあります。例えばTOYOTAのプリウスであれば5人乗りなど。
例えば僕が1人で乗った場合は、ドライバー含めて2人乗っていることになります。
つまり、3人分のキャパシティがその車には余っています。
POOLというのは相乗りという意味で使われているため、新しいライダーが目的地に行くまでにどんどん追加されていく場合もあるため、目的地までにかかる時間が予想より大幅にかかる場合があるので注意が必要です。
Express POOL
最近最も使っているライドです。
POOLと基本的に同じなのですが、異なる点は
- 乗車場所まで歩く
- 料金がPOOLより25%安い
ことです。
乗車場所まで歩くとなると、一見「遠い場所まで歩く必要があるのかな」と僕も思いましたが、歩いて現在位置から2〜3ブロック先ですし、何なら歩かないで現在位置までそのまま来てくれる場合も多いです。
POOLとの違って困ることがあるかというと全くなく、むしろ25%お得なので最近はExpress POOLのみ使っています。
ただ、サンフランシスコ・ベイエリアでしか現在は展開されていないようです(18年2月上旬現在)。
例えば1週間前に行ったロサンゼルス、1ヶ月前に行ったラスベガスでは一番ミニマムでPOOLサービスまででした。
uberX
uberXは1~4人まで乗ることができます。グループで行動している時などによく使います。
基本的にPOOL、Express POOLと変わらず、その人数が少し多い版と思っていただいて構いません。
車のサイズは以上3つは基本的にプリウス、カローラなどのセダンタイプなため、人数が多い場合は窮屈に感じられるかもしれません。
SELECT
実は初めてUBERを使う際にやり方がわからずに使ってしまったのですが、これは簡単に言うと高級車がPOOLなしで(他の客が乗ってこない)目的地まで運んでくれるものです。ただ、価格が高いです。
1~4人まで乗れるため、プライベートな空間が欲しい場合には使えるかもしれませんが、僕は基本的にPOOLで全く問題ないかなと思います。
BLACK
SELECTよりもさらに少しお高いのがこのBLACK。
これは高級車に加えて、高級ドライバー(レビューがかなりいい、サービスが素敵)が迎えに来てくれるクラスです。
ただ、同じ乗車場所から同じ目的地をExpress POOLとBLACKで指定した場合には、[$3.15]と[$21.34]と、およそ7倍の価格差があります。
これはこれからも使わなそうだなと思います。ただ、1回はいいドライバーの高級車に乗ってみたいなという気もしています。
uberXL
これは先ほどのuberXのキャパシティが6人まで増えたもの。しかも6人まで収容できるということは総じて車の種類はSUVタイプですので車内空間も快適です。
大人数で移動する際に便利ですよね。料金も、割り勘をすればそこまで高くもないです。
SUV
おそらくライド形態の中で一番単価が高いのはこのSUVです。
使ったことはありませんが、BLACKのキャパシティが6人までになった上に、プライベートな空間(他のライダーが乗ってこない)を楽しめるものです。
ただやはり価格は高く、同じキャパシティを持つuberXLが[$12.86]の時、SUVは[$31.24]です。
TAXI
これも使ったことはないのですが、実はUBERはTAXIの形態もとっているそうです。
UBERのアプリでTAXIを呼べるのですが、この料金清算方法は[Metered]ということで、距離や時間で考慮されそうです。
おそらく決済は降車時にデバイス上で支払えると思いますが、POOLやSELECTで料金がわかっている方が安心ですのでTAXIはあまり使われそうにないのかなと主観で思ってしまいました。
ASSIST
怪我などをしているライダーに対して資格あるドライバーがサポートするという形態です。
追加料金がPOOL+ASSISTでかかるというわけでなく、1~4人で乗車の場合、ASSISTの形態でドライバーを呼ぶことが可能です。
WAV
ASSISTの車椅子バージョン。車椅子でなくとも、何かしら足腰に障害や怪我があるライダーに快適に乗りやすくするための形態。
振り返ってみると、UBERは色々なユーザーのニーズに答えているなと思いました。
どれで乗車するのかを決めたら次は実際に乗ってみましょう!
裏側サービス
補足ですが、実はUBERにはRide Passというものがあります。
これはどういうものかというと、移動距離が15マイル(およそ22km)UBERの基本料金がPOOLは$2.5になり、uberXは$3.5になるという、もはや公共機関よりも安い(muniというサンフランシスコの電車とバスは$2.75で遅い上、環境も良くない)料金で提示されます。
条件は明かされていないのですが、UBERを頻繁に使うユーザーが付与されているようです。友人が以前もらっていました。
UberのSan Francisco Ride Passの購入権が付与された。やったぜ。 pic.twitter.com/rEK37ZDKBQ
— Gen Sasaki (@g_ssk82) 2017年11月2日
その他便利機能
最後に、ここ数ヶ月で追加された機能を紹介します。
「事前予約できると便利だな」や「友人と2人で乗る際に目的地バラバラに指定できればいいのにな」と思っていましたが、最近それが出始めました。
日時指定機能
これをすることにより「A地でB時に予約」することが可能になります。
一度、空港へ行く際に試みたのですが、なんとuberXでしか運んでくれないらしく、費用がかさむため使いませんでした。
目的地分散機能
これはかなり便利な機能ですよね。例えばイベントの帰りに、それぞれ違う家に帰る際、だけど話して帰りたい場合にかけて非常に有効と思います。
ただこちらもuberXのみでしか使えませんが、これから使う機会がありそうな気がしています。
まとめ
僕はかなり頻繁にUBERを使っているのですが、特にExpress POOLにはお世話になっています。
ちなみに、乗車料金は需要と距離に応じて変化すると言われています。短距離の場合、かなりお得に乗れることが多いという印象です。
ただ、例えばサンフランシスコ→マウンテンビューなどの距離(40マイル。およそ60km)であり、電車などが通っている場合はそちらの方が安いため状況によって使い分けるといいなと思います。
ぜひアメリカにお越しの際は利用してみてください!
サンフランシスコ・シリコンバレーエリアの観光をUBERで回ると効率的です。