スタートアップまとめ第5回です。
今回は、家具もサブスクリプションになる面白い動きがあったのでこれをピックアップしました。もう1つはスポーツデータ収集デバイスです。
「家具レンタルサービス」Feather
家具サブスクリプションサービスを展開するFeather。
頻繁に転勤したり、引っ越しをする人、お金はないがある程度いい家具が欲しい人へ向けたサービス。
創業者自身が過去にニューヨーク内で6年間の間に5回引っ越すたびに、家具の運搬や処理に困ったり、捨ててまた新しいものを買うというサイクルが煩わしかったことからこのアイデアを思いついたそう。
月額にしている理由は、『いい家具は欲しいけれど、IKEAなどの家具では何百ドルとして高い。しかし、安い家具を使うのも気が進まない』と思っている人向けに家具をレンタルしていることから。
個人向けのソファや椅子、ベッドなどの家具から、オフィス向けのデスクやテーブルまで商品のラインナップは幅広い。
また、家具という単体でなく、もはや部屋丸ごとを貸すというモデルルーム貸し出しのようなことも行っている。
ローンチは2017年の6月頃からおよそ2ヶ月で既に5万ドルの売り上げを上げており、利益としては8000ドルを安定的に得られているそう。シードラウンド。
YC2017年のバッチ卒業している。
→Feather
「スポーツ向けデータ収集」TraceUp
そのため、選手はそのデータを基に自己フィードバックができるようになっている。
トレンドとしては、テクノロジーを使ってスポーツをデータで楽しむというトレンドにマッチしているのではないかと。
と同時に、こうなってくると将来的に世界規模で、これまでのスポーツ記録が塗り替えられる可能性が高くなると考えます。
様々なデータフィードバックを個人でできるため弱点の改善がしやすくなることと、それに対応するように人体も徐々に進化していきそう。
使い方は非常に簡単で、センサーをサーフボードやサッカーの場合は脛に取り付けます。その次に電源をいれるとそれが起動します。
データはアプリで測ることができ、トラックもできるため、情報の管理も簡単にできるようになっています。
ちなみに1回の充電で7時間バッテリーは持つなどといった小さいけれど大きな心配を安心させてくれるTipsもあります。
価格は現在$199で売り出されているそう。
→TraceUp
[追記] Featherに関する日本語訳の記事がありましたのでこちらもご参考にどうぞ。