これまでブログをやりながらも、シリコンバレーの日本人にインタビューを行っておりました。累計で20人にお話を伺い、記事化していきました(まだレビュー待ちの記事もあります。乞うご期待!)
そこで、記事数も多くなってきたため、『インタビューまとめ』なるものを作成しようと思ったのがこの記事のきっかけです。
これまでのまとめは以下に載せておきます。
シリコンバレーの起業家まとめ
シリコンバレーのエンジニア
さてここからは、「起業家」でも「エンジニア」でもなく、医師として働かれている方や学生の方、そしてサンフランシスコ・シリコンバレーのテックカンパニーで働かれている方たちをご紹介していきます。
目次
1.Kisa Nakashimaさん(Btraxサンフランシスコ)

サンフランシスコのBtraxで働かれているKisaさん。学生時代にNPO団体に所属していたこと、幼少期の3年間をパナマで過ごすことなど、ご自身の経験から国際協力に興味を持ちます。
大学卒業後は貿易関係の企業に勤めましたが、海外に出たい!という気持ちが強くなりUCバークレーのエクステンションコースでマーケティングを学び、終了。
その後にBtraxのインターンを行い、結果としてサンフランシスコで働くことになりました。
Kisaさんは実は幼少期を香港、ロサンゼルス、パナマとそれぞれ3年間過ごしており、多様な価値観を持ちます。
そんな彼女が語る、常識を疑うことの大事さとはーー。
2.Tomomiさん(スタンフォード医師)

京都大学医学部を卒業し、10年間日本で医師として活躍した後に、スタンフォード大学にて主に手術に用いる画像処理の研究に携わります。
なぜ医師を目指したのかと聞くと「私が幼い頃に母親がガンになったからです。」と仰っておりました。
原体験は人を強くさせ、奮い立たせるなと思いました。スタンフォード大学で日本人の医師として勝ち残るためにはーー。
以下の記事にお書きしております。
3.Yaeko Fukushimaさん(スタンフォード医師/スポーツ医学)

中学生までバスケを全力で行い、プロの選手を目指していました。しかしある日、半月板にひびが入ってしまったことで選手生命を断念。
その時から実は「なぜ人間の体は壊れてしまうのだろう」と考えており、実際に友人が靭帯を切ってしまった時に、調べてわかったことがある動きが原因でそうなることが判明しました。
しかし学校や先生は「気合が足りない!」などと根性論を説くだけで世間に重要な知識は落ちていない。だから自分がなってやろうと。
そこからハングリー精神が芽生え、医師を志し始めます。
スタンフォードにはいる前まで、一度卒業し、6年ほどその分野の医師を行い、疑問を感じてまた全く知らない0の分野を学びに大学院へ入り直すなど、夢に向かって挑戦を続けるお方です。
また結果としてインタビュー終了後に連絡があり、「スポーツ医学の中で最大の大会で賞を取った」とのこと。その背景も書かせていただきました。
1万字を超えてしまったので【前編・後編】の2本立てでお送りします。
4.Kana Goto(UCバークレー学生/建築学)

彼女は僕と同い年です。彼女の生き様は本当尊敬しています。今まで会った同年代での中でも本気で応援したいと思いました。
前編・中編・後編のなんと3本立てでお送りしています。ぜひご覧になってみてください。
5.Mariko Yanagawaさん(Macy’sディレクター/データサイエンティスト)

上智大学法学部に入学。理由は「つぶしがきくから」。
そう思って入学した後、やはりそれが疑問に。
ふつふつと考えていた頃、12歳頃まで海外に住んでいた経験もあり、そして姉がアメリカのMBAを取得しにアメリカの大学院に行っていたということもあり、大学2年生の頃に「留学に行こう!」と決意します。
しかしその後、「果たして何を勉強するべきか」これに迷います。英語、日本語が流暢なこと、そして音楽に嗜んでいたことがきっかけで、ぼんやりと探していたところ、「音声学」というものに出会います。
その時「これだ!」と衝撃が走ったそうです。その後はイギリスの名門・ケンブリッジ大学大学院、そしてアメリカのアイビーリーグの1つでもあるイェール大学大学院博士号を取得。
「博士号は人間が取れる最高の学位です。これが達成できたんだから、人生何でも乗り越えられる気がします。」
前編・後編の2本立てでお送りします。
6.Yu Namieさん(Btraxサンフランシスコ)

現在サンフランシスコで働くも、それまでは挫折の連続。 自分を大きく変えたのは入学後の海外の経験やインターンだったと言います。
僕が好きな箇所は
過去を振り返ってみると、「やりたいけど、私にはできなさそうだな」と怯んでしまうことも少なくはなかったです。 大学受験の経験から「もっと現実を見よう」と思ったからです。 でも、やりたいからとにかく体を動かして挑戦を続けたら実現させることが出来たんです。<中略>私のようにたくさん失敗して、諦めそうになって、それでも食らい付いてきたら、ここに居れた、そんないわゆる「平凡な人」もいます。 だから、「自分が目指したいものに対して頑張っていると、今までは見えなかったチャンスに恵まれることもあると思う」と伝えたいです。
という箇所です。
何かに挫けて逃げ出しそうになった時、この言葉に押されます。
以上、「シリコンバレーで働く日本人まとめ」でした。最後までご覧くださりありがとうございました。
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