僕が留学する前に調べたくて、検索しても検索しても、『支出や留学費用』のお話は出てきませんでした。
出てきたとしても、「留学斡旋会社」が見積もっている、何かのパッケージに伴った支出予測か、『アメリカ留学1年間でかかる費用はおよそ250~400万』といったような、ざっくりとした情報しかなかったため、困っていました。
僕がブログをやっている理由も
- 留学したい人がより多くの情報を持って現地に行けるようにする
- 個人が発信している情報を目にすることにより、余計な支出やしがらみをなくした留学ができるようにする
- シリコンバレー・サンフランシスコに行く人にはより具体的なものをお届けしたい
というものです。
そのため、「留学前困ることはあれだろうな…」と思ったことはこうして記事にしていきますし、ご意見もどしどしいただければと思います!
それではサンフランシスコでおよそ3ヶ月住んで1ヶ月の支出の目処が立ってきたので、1つ隠さず公開していきたいと思います!!
アメリカ留学を考えている方はぜひ参考にしていただければ嬉しいです。
目次
支出一覧
こちらになります。
これらは支出平均額で、日本円にしておよそ145,000円といったところでしょうか。
その他にも、移動のための電車代が追加されたり、外食が追加されたりとしますが、逆に食費が減っていたりする月もあります。
そのため、この支出から±20,000円くらいで生活できています。
固定費だけで計算すると、『家賃+交通費(pass)+ジム+携帯代』の960$(105,000円くらい)なため、そもそも固定費が高いのでは?
と思います。
しかし、サンフランシスコでの生活にしては実はこれはものすごく安い方だと思います。
なぜならこの土地の家賃の平均価格は1000$/月を越え、さらには外食が多い人となるともっと支出が高くなるからです。
また、サンフランシスコは世界一地価が高い街であり、物価もトップクラスに高いです。
もしこちら地域への留学をお考えの方は相談にも乗りますのでご連絡いただければと思います。
僕みたく詐欺に遭わないようにね…。泣
もっと倹約したい方へ~サンフランシスコでおすすめのケチり方7選~
留学生はだいたい収入がないため、『いかに支出の場面を減らすか』によってしかお金に関することを左右できません。
そしてまた僕は実はお金の支出を計算することやケチることが大好きで(趣味のようなもの)大学を入学した時から1日も欠かさずに『お金レコ』というアプリで留学前まで約3年間常に支出を計算し、1日1000円以下で過ごせた日があったならば、それを美徳に感じていました。
2017年5月の支出額。支出をメモることが楽しいです。
支出額4年間分です。公開することなんてないと思っていましたので自分でも予測できていませんでしたが、趣味のようにやっているため(もはや趣味)中々楽しいものです。
また、サンフランシスコに来てもそれは変わらずに、1日0円で過ごせた日があるならば、それは僕の気分を豊かにさせます。
こちらはZaimアプリです。お金レコは残念ながらドル対応していなかったためにアプリ変更しました。
この2017年7月の支出はおよそ155,000円ですね。変動費はおよそ50,000円で済ませられているということです。
さて、本題ですが次からサンフランシスコで生活する際のおすすめのケチり方を発表していきます。
シェアハウスに住む
サンフランシスコはアメリカでも家賃が一番高い場所と言われています。
自分の部屋を持とうなんておもったらそれは高い時には30万/月ほどかかります。
しかしシェアハウスであれば、一軒家に暮らせるとともに、中々いい値段で家賃を抑えることができます。僕のところは800$(約88000円)なので東京と同じくらいなのではないでしょうか。
イベントでフリーフードを食す
毎日何かしらのイベントが行われているサンフランシスコ。
語学練習のような小さなイベントから、カンファレンスのような大きなイベントまで行われています。
もし、スタートアップや交流会などに興味があるのであればそれはいい機会です。
なぜなら、だいたいそのようなイベントには「フリーフード」が付いていて、肉や野菜、デザートを無料で食べることができるからです。
それによってだいたい夜ご飯が済ませられます。
定期券を購入する
MuniやBartという電車には定期券が売っています。
片道最低3$くらいはするmuniでは75$でMonthly ticketが購入でき、Bartとmuniを合わせたものでも94$で購入することができます。
長期の滞在の方は必ず購入することをおすすめします。
GooglePhoneで生活をする
GooglePhoneというものがこちらでは流行りつつあります。
GooglePhoneの特徴は、「自分が使ったGB数だけ払えば良い」というものです。
そのためハウスメイトの一人はなんと携帯代を1$以下で抑えています。
彼は常にハウスのWifiか、外に出る時は音楽でしか携帯を使用していないからです。
ちなみに僕のT-mobileは45$/月です。かなりの差が出てきますよね。
Museumに行く日は日曜日
日曜日には、ほぼ全ての博物館が0$で入館できるそうです。
そのため、科学博物館やその隣の博物館にも無料で入館できるチャンスです。
どうせ行くことが決まっているのであれば、日曜日にセッティングしてみてはいかがでしょうか。
スーパーを選ぶ
食費は一番かさむ支出項目だと思います。
そこで僕は常にスーパーのセールを狙っています。
例えばコーンフレークが4.99$/個のところを、5$/3個になっている時しか買わずにいたり、まとめ買いをすると1個フリーになる買い物スタイルがこちらにはあるため、バッグを構えてまとめてものを買ったりします。
また、果物などは個人のお店の方が明らかに安いです。
大きなスーパーではさくらんぼが1Lb/4.99$のところを、個人のお店では1Lb/0.99$で買えたりします。もちろんクオリティは同じです。
このように、タイミングやどこのお店で何を買うというのを決めておけば、無駄な支出は抑えることができます。
気に入っている個人店でプラム8つとおよそ7kgあるメロンを購入。それぞれ1ドルと1.5ドルでした。スイカをまるかじりするという小学生からの夢が叶いそうです。
7.タッパーを持ち歩く
これは日本でも当たり前ですが、お弁当を持ち歩くということです。
日本では、持って行かずとも日高屋や松屋で400円以下で昼食がまかなえたりしますが、こちらはマックのチーズバーガー2個で9$(約1000円)の世界。
最低価格も高ければ、それから得られるエネルギーも多くはありません。
日本がどれだけ食に恵まれているかが明らかにわかる場面です。
そのため、タッパーをお弁当箱代わりにして、そこにパンやパスタを詰め、昼食をまかないます。
中々大変な作業ではありますが、昼食代が浮くと考えれば安いものです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
サンフランシスコも生活も、ある程度考えて行うことによって、東京一人暮らし学生とだいたい同じ額で暮らせるということに気づき安心しております。
今回は1ヶ月の支出を発表させていただきましたが、帰国後はしっかりと『1年分の支出』を出し、アメリカ留学にかかるお金をきっちりと具体的にみなさんにお届けできれば嬉しいなと思っています。
それに、サンフランシスコはアメリカの中でも物価が高い方なため、州によってかなり変動するはずです。
比較的物価が安い州へいく方、僕の支出額から5~8%くらい抑えた額で計算してみると予測がつくかもしれません。
また、サンフランシスコへ来た際はこちらのアプリも取っておくことで、さらに生活を楽しめると思います。
それではまた、記事を書いた際には投稿いたします。