ブログと並行し、『Life Panel』というインタビュー記事を書いている三浦 史也(Fumiya Miura)です。
Life Panelは、「シリコンバレーで挑戦する日本人」に注目したインタビュープロジェクトです。
なぜシリコンバレーの日本人なのか、なぜLife Panelという名前なのか、なぜやることにしたのかということをこの記事を通してお話できればと思っております。
Life Panelとは
LIfe Panelは「シリコンバレーで挑戦する日本人」の声を発信することで、日本にいる『これから何かに挑戦したい方』を応援できたら嬉しいなと思い、始めたインタビューメディアです。
経緯
サンフランシスコ・シリコンバレーへ来てちょうど6か月が経ちました。短いのか長いのかわかりませんが、その時間の中で今までにない新しい経験をたくさんしてきました。
その中でいいこともあれば悪いこともありました。
初めての長期留学で不安なこともあり、留学が始まる前にできるだけ多くの情報を頭に入れておきたいと思い、必死で「シリコンバレー 留学」「アメリカ 留学」など、100以上のキーワードで調べてはいたのですが見つかるのもは留学斡旋会社の主観的かつ抽象的な情報ばかりでした。
非常に興味深い個人のブログやキュレーションを見つけることができたのですが、それは連載や長期的に続いているものでなく、欲しい情報を十分に得ることができないままこちらへ来ました。
その結果、詐欺まがいなことに何度かあってしまったり、少しでも何かを知っておけばあんなに苦労しなかったのにな…。と損する気持ちになることも少なくありませんでした。
そのような思いをする人を減らしたいと思いブログを始めています。
実際にブログを通して何人かの方から連絡が来ることもあり、少しでも人の役に立てていて嬉しいなと感じています。
同時に、シリコンバレーの情報は見つかりにくいからこそ、日本人も少ないイメージがありました。
しかし、ベイエリアには5万人の日本人がいると言われております。ただ残念なことに、その事実は来てみない限りわからないことでした。
もっと情報の交換が日米の日本人で行われたら、もっと多くの人が挑戦しやすい環境になるのではないか?と、このような思いを抱きました。
また、来る前のシリコンバレーのイメージは、『スタンフォードなどを出た外国人起業家がexitをしてキラキラ』というものでしたが、実際に土地に踏んでみるとそういうものばかりではなく、ホームレスもたくさんいますし、スタートアップを失敗している人たちだってたくさんいるんだということを知りました。
その中で、同じ日本人の人たちも、人生を懸けて本気で挑戦しているということを知ったのが一番の感動でした。
同じ日本人として、日本を飛び出しシリコンバレーに言語の問題やコネクション薄さがあるという障害を恐ることなく、勇敢に立ち向かっていく姿が純粋にかっこいいなと思ったんです。
だから、この事実をより多くの人に届けたいなと思っています。
『日本人』に的を当てる理由
日本人にフォーカスすることにも意味があります。
シリコンバレーはアメリカということもあり、もちろん日本人は対象となりにくいですが、日本人が1番刺激を受けるのは日本人だと思うからです。
なぜなら、単純にバックグランドが似ているため共感を覚えやすいですし、その根本として文化や考え方が似ているからというのがあります。
憧れる生き方を真似することは、他の国の人よりもやはり母国の人の方が僕は参考にしやすいのではないかなと思うんです。
色んな人を知ることによって、「追いつきたい!」「この人みたいになりたい!」と思いやすくなると思っています。
同じ日本人でバックグランドが似ている、加えて、『世界に挑戦している』という事実を知るだけで、「自分もできるのではないか」と思い踏ん張る人が増えるのではないかと思うのです。
名前の由来 ~なぜ”Life Panel”?~
人の数だけ人生があります。インタビューでお話いただくことはこれまでの経験や、思い、価値観などであり、それはこれまでの人生を語っているということです。
失敗、苦労、そして決意など、1つ1つの経験を語ることこそが、これから挑戦する人へ向けてのメッセージになると考えているからです。
それをより多くの人に届けるために、より多くの人々の人生が語られるという意味から『Life』、そしてそれが1つの場所へ集結するという意味で『Panel』に命名しました。
やっていきたいこと
このインタビューを通して、「難しいだろうな」と思っていたことに挑戦できる人を増やしたいです。
バックグランドが似ている、そして同じ日本人、そしてシリコンバレーという土地で戦っている人の話を聞くことにより刺激を受け、もっともっと頑張りたいという人を増やしていきたいです。
世界、シリコンバレーなどは関係なく、そういう人が増えればもっともっと世界は面白くなると思っているからです。
12/10/2017 三浦