シリコンバレーにあるコンピュータ博物館というところへ行って参りました。
『コンピューターの歴史』と『テクノロジーの成長』が感じられる場所でした。
シリコンバレーを観光したい!という方やテクノロジーに興味がある!という方向けに発信していきたいと思っています。
コンピューター博物館とは?
シリコンバレーのマウンテンビューから徒歩30分、バスで10分ほどのところにあります。
ここでは、どのようにコンピューターが生まれ、どのように進化していったのかというコンピューターの歴史が一瞬でわかる場所になっています。
また、カフェやグッズ売り場、小さなシュミレーションゲームなど、子供から大人まで楽しめる場所が設けてあります。
コンピュータ歴史博物館は、世界最大級の重要なコレクションを所有している。多数のレアな物あるいは一点物が展示されており、そのなかにはCray-1スーパーコンピュータ、Cray-2、Cray-3、Cray-4のパーツ、ユタティーポット、Neiman Marcusの1969年のキッチンコンピュータ、Hewitt Craneの磁気論理回路のみからなるコンピュータ、Apple I、カスタマイズされたWebサーバが搭載されたGoogleの初期のサーバーラック[4]、世界で最初のコインを入れて遊ぶビデオゲームの筐体などがある。
(wikipediaより一部引用・抜粋)
ここにコンピューター博物館はあります。
実は、Google本社の近くなので会社見学の帰りなどに寄っていくのをおすすめします。
どのようなものがある?
コンピューター博物館というだけあり、コンピューターに関わるものはもちろん、それ以外の技術発展に関しても事細かく説明がありました。
しかしその中でも興味が湧いたのは、「コンピューターの生まれ方」です。
というのも、ここには70年代から今までのパソコンが展示してあり、コンピューターの歴史を一瞬で感じられたからです。
今では当たり前となっているパソコンですが、それまでの軌跡としてたくさんの苦労があって、それをまず開発しようとした人がいるのだなあと非常に感銘を受けました。昔はこうしてそろばんで計算していました。
歴史を感じるパソコンがあります。
今のMac,Windowsなどからは想像し難い姿ですが、これを通って今があるのです。大量の数字を手動で計算していた時代がありました。
携帯電話の歴史。出張バッグのように持っていたものが、今やポケットサイズです。
あまり関係ないですが、画像も右に行くにつれて(80年代→2008年)クリアになっています。以上のように、歴史を感じさせる展示物がたくさんありました。
しかし反対に、ここからの進化を遂げ、現代の感覚になっているのがこのようなものです。
自動運転技術の発展。実際の公道を走ったテストの結果が表示されています。
近い将来自動運転が当たり前になることを想像させられます。
ロボット技術を使ったMARVELのハルクのような模型。こんなのが現れた日には怖くて家から出られなさそう…。綺麗なグラフィックを映し出しています。博物館を回った後だと、進化が一瞬でわかるため驚愕しました。40年を一気に駆け上がったようです。
一番印象に残ったのはこの表です。この赤い線はテクノロジーの進化のスピードを表しています。右上をご覧ください。もはや、表を突き抜け、天井に刺さる勢いです。何が生まれるかわからないテクノロジーの世界。
進化は1,2,3,4…でなく、1,2,4,8,16…と、どんどん乗になっていくことが明らかに。今後どう生き抜いていくかを考えさせられました。
感じたこと
テクノロジーによって世の中は便利になるけれど、ある意味この先が怖いなという気持ちもありました。
なぜなら、テクノロジーが発展するにつれて、そちらに精通している人間が強くなり、その他の分野は特殊な能力を持っていない限り排他されてしまうのではないかと思ったからです。
こちらにきて3週間が経ちましたが、日本や自分自身を客観的に見られているため、日々新しい考えや刺激を受けています。
シリコンバレー、ハッカーハウス、英語、テクノロジーの最先端という環境の中で、どう生き抜いていくのかを考えています。
そのため、文系を選び数学にも理科にも強みが1個もない僕が技術に興味を持ち、学習していこうと思えるわけです。
コンピューター博物館は、シリコンバレーへ来たら必ず行ってみたいスポットにランキング入りしました。
まとめもいずれ書くようにしていきたいと思います。グッズ売り場があるのですが、記念に購入。形から入ります。