【特に学生必見!!】シリコンバレーでインターンするために必要な最低限のスキル3選

最近、友人や後輩の話を聞いていると、
『シリコンバレーの起業文化はどんな感じなのか』
『インターンをやってみたい』
『テックカンパニーを見てみたい』などのお話を聞くようになりました。

僕自身まだ来て2か月というのもあり、回答するにも浅い答えや的確ではない答えを言ってしまいそうなので「こっちの文化はどうなんだ?」という質問への答えは控えるようにしていました。
しかし最近上記の質問を受けていくうちに、思ったことがあったため今回は記事を書くことにしました。

シリコンバレーでインターンをしてみたい』という質問へ対してです。

シリコンバレーでインターンをする

そもそもなぜ「シリコンバレー」でインターンなのか。
テックカンパニーがたくさんあってイケイケだから? 
楽しそうだから?
履歴書に書きたいから?
そういった理由ではほとんど継続は無理だなと感じています。

1,2番目の理由であればESTAを取って観光した方が時間も取れるしなにより自由に行動できますので、そういった場合はぜひインターンでなくそっちをおすすめします。

3番目の理由は、僕が一番嫌いな理由です。(個人的ですみません)
「シリコンバレーでインターンした」という経歴をレジュメに書くためにこっちでインターンするという人です。
将来のジョブハントのためにとりあえず履歴書を光らせておきたいという考え方。

実際に、サンフランシスコでそういう人に会ってしまったのですが、話していても本質は『他人任せ』の雰囲気が感じられましたし、終いには『こっちでインターンしてきたんだからどうせ日本でいい企業がスカウトしてくれるでしょ』という話を聞いた瞬間に、つまらなく思ったのを覚えています。
「シリコンバレーでインターン」というブランドだけでジョブハントが有効なのは日本だけのような気がしているのですが。。

ただその人は社会人4年目くらいなため、企業のバックアップビザがあるようです。
さて、ではどうしたら日本の学生がシリコンバレーでインターンできるのか。

ビザを取得する

まず当たり前の前提になってくるのが、『ビザの取得』です。
これは観光をするためなのか、学生として勉強するためなのか、働くためなのかによって取得すべきビザが変わってきます。

今回はインターンのことについて言及しているため、その中で学生が唯一取れる就業ビザである『J1ビザ』について少し説明します。(社会人経験のある方はH1など、種類がたくさんあります)

そもそもアメリカは雇用を移民に取らせるのを反対する考え方が強く(トランプになってからは特に)現在非常に仕事を獲得することが難しいです。
そのため、「移民として働き、アメリカへ貢献しますよ」という印のためにビザを取得しなければなりません。

ESTA、F1でもアメリカ自体には来れるのですが、就業はできないためインターンをしたいのであれば、J1をお取りください。
J1の難しいところは
・バックアップする企業を探さなければならない
・取得に3~4か月かかる
・大使館での審査がF1よりも難しい
というところです。

特に難しいところは、「バックアップ先の企業」を探すことだと思います。
これが非常に難しいために、J1の取得がより難しくなります。
また、ビザの取得には時間がかかるため、時期を決めていきたい人は
早め早めに取得申請を出すことをおすすめします。

ビザ取得参考に→

米国ビザ申請 | 就労ビザ – 日本 (日本語)

*グリーンカードがある方はビザのことは全く気にしなくて良いので、ぜひ次の項目をお読みください。

必要なスキル3選

1.ネイティブレベルの英語

最低限必要なスキル1個目は、もちろん『英語』です。
しかもそれは日本の採用活動で有利になるくらいの例えばトイック900点とかではなく、生で使える英語が必要になってきます。
私たちでいう、日本語みたいなものですね。

コミュニケーションが取れないと、仕事のはかどりが遅くなり業務に支障をきたすため、もはや1%も困らない英語スキルが求められます。
この言語の壁があるからこそ、日本から非常に出にくいのだと思っています。
もはや日本語ではなく日本の第一言語も英語にしていけばいいのではないか。。
(しかし日本の伝統が消えるのはそれはそれで嫌なので日本語でいいです。)

こちらで働いている日本人の方は日本語と英語のバイリンガルは当たり前で、言語には困らずに仕事をしています。

2.高いエンジニアリングスキル

もし、エンジニアのスキルが高いのであれば実はものすごくチャンスがあります。
やはりこちらの地域はテックカンパニーが多いため、常にエンジニアを必要としている状態です。
そして現に、会う人の10人に6人はエンジニアのイメージがあります。
そのくらいエンジニア率が高い街です。

チャンスがあるというのも、そもそも学生向けのジョブエントリーがほとんど
「エンジニアリング」ばかりなためにエンジニアリングスキルができないと仕事がない、みたいな状態に陥っています。

f:id:m-fumifumi:20170812010552p:plain例えばこれはアップルのインターンのジョブエントリ一覧なのですが、
15個職種がある中で、ほぼ全てがITに関わっています。
ビジネスサイドはありません。
Twitter、Airbnb、Facebook、Googleなどの大御所テックもほぼ同じような状況。

もし、他の職種で見つけたいとするならば、だいたいMBAの枠限定で募集があったりします。
その他ではPM(Product Manager)などがありますが、こちらはバリバリのベテランが行う仕事なため、チャンスは0といっていいと思います。

なぜ、『エンジニアリングスキルがあるとチャンスがある』といったかというと、
エンジニアリングはある意味『言語』なため、そこで共通した会話を生み出せるからです。
現に英語がネイティブレベルでなくとも、エンジニアリングスキルが高いために採用されている例も少なくありません。(インド人などは特に)

3.学歴

突飛なスキルがない限り、学歴で見ている部分も少なくはありません。
現に、こちらでインターンしているエンジニアの友人たちはMITやバークレーの生徒です。(日本人ではないです)

学歴は日本よりか見る目が厳しいため(おそらく国規模の大学教育のレベルに依存する。日本はいい大学行って遊んでいる人と中堅大学で頑張った人は後者の方が実は強かったりするが、アメリカだと高学歴な人がさらに頑張る)学歴でかなりチャンスが狭まると思います。

昔は日本からのMARCHレベルも見ているようでしたが、現在は早慶レベルでも切るというような話は聞きます。
実際、早慶も大人数すぎてピンキリですしね。
なので学歴は旧帝大くらいが妥当なのではないかと思うのですが、この3つの中で学歴より気にすべきは他の2つなので学歴はあくまでも参考でしかありません。

学歴がバークレーくらいで、英語が母国語で、エンジニアリング歴はおよそ7年間くらいを想像してください。
そのくらいの人材が、サンフランシスコ、シリコンバレーのインターンにはこぞって集まっています。

まとめ

いかがでしたか?
知人などから現地でインターンしたいという話をよく聞くようになり、またこちらの学生のインターンシップの話を聞いたり、こちらにはどんな仕事があるのかを調べていくうちに傾向が出たために記事にしてみました。

内容は結構初歩的で、最低限必要なものとして想像はつくかもしれませんが、実際に行ってみて、見てみてわかったことが多かったため記事にしました。

インターンの当たり前のレベルが日本とはっきり異なるのは明確だと思います。
特にたまたまこの地域だけなのかはわからないですが、こんなに激戦だと生き残ることがものすごく難しいなと感じました。

同時に、日本の就職活動は楽だなと思いました。
4年間飲んでいたとしても、最終的にはなんらかの職につけるという現実や、
一括採用は一見かったるいですが、みんなに平等にチャンスがあるという意味でもあるため、非常に優しい国だと思います。(色々ありますけどね。笑)

また、『シリコンバレーでインターンする』という記事で有名なのが
上杉周作さんの「シリコンバレーでインターンしたい学生さんへ」という記事です。

上杉さんの記事はもっとシリコンバレーに対して深い知見で、そしてご自身の経験から記事を執筆されているため、本気でインターンシップを考えている人はぜひご覧になるといいかと思います。

実は僕は上杉さんの記事を何度もお世話になっており、何回も記事を読み返しました。
また、文体から上杉さんの優しい人間性が伝わってくるものがあります。
今は世界旅行中らしいのですが、一度お会いできたら嬉しいな〜と思っています。(夢)