シリコンバレーでインターンしたい学生が持っておきたい3つのスキル




最近『シリコンバレーの起業文化はどんな感じなのか』『インターンをやってみたい』『テックカンパニーを見てみたい』などのお話をよく聞くようになりました。

僕自身まだ時が浅いというのがあり、回答するにも浅い答えや的確ではない答えを言ってしまいそうなので「こっちの文化はどうなんだ?」という質問への答えは控えるようにしていました。

しかし最近上記の質問を受けていくうちに、思ったことがあったため今回は記事を書くことにしました。

シリコンバレーでインターンをしてみたい』という質問へ対してです。

どうしたら日本の留学生の学生がシリコンバレーでインターンできるのか。

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前提: ビザを取得する

まず前提になってくるのが、『ビザの取得』です。

これは観光をするためなのか、学生として勉強するためなのか、働くためなのかによって取得すべきビザが変わってきます。

今回はインターンのことについて言及しているため、その中で学生が唯一取れる就業ビザである『J1ビザ』について少し説明します。(社会人経験のある方はH1Bなど、種類がたくさんあります)

そもそもアメリカは雇用を移民に取らせるのを反対する考え方が強く(トランプになってからは特に)非常に仕事を獲得することが難しいです。

そのため、「移民として働き、アメリカへ貢献しますよ」という印のためにビザを取得しなければなりません。

ESTA、F1でもアメリカ自体には来れるのですが、就業はできないためインターンをしたいのであれば、J1をぜひお取りください。
ただ、J1の難しいところは

  1. バックアップする企業を探さなければならない
  2. 取得に3~4か月かかる
  3. 大使館での審査がF1よりも難しい

というところです。

特に難しいところは、「バックアップ先の企業」を探すことだと思います。これが非常に難しいために、J1の取得がより難しくなります。

また、ビザの取得には時間がかかるため、時期を決めていきたい人は早め早めに取得申請を出すことをおすすめします。

ビザ取得参考に→米国ビザ申請 | 就労ビザ – 日本 (日本語)

*グリーンカードがある方はビザのことは全く気にしなくて良いので、ぜひ次の項目をお読みください。

必要なスキル3選

コミュニケーションに支障がない英語力

最低限必要なスキル1個目は、もちろん『英語』です。

しかもそれは日本の採用活動で有利になるくらいの例えばトイック900点とかではなく、生で使える英語が必要になってきます。

コミュニケーションが取れないと、仕事のはかどりが遅くなり業務に支障をきたすため、もはや1%も困らない英語スキルが求められます。

こちらで働いている日本人の方は日本語と英語のバイリンガルは当たり前で、言語には困らずに仕事をしています。

高いエンジニアリングスキル(エンジニアの場合)

もし、エンジニアのスキルが高いのであればチャンスの幅が広がると思っています。

やはりこちらの地域はテックカンパニーが多いため、常にエンジニアを必要としている状態です。
そして現に、会う人の10人に8人はエンジニアのイメージがあります。そのくらいエンジニア率が高い街です。

チャンスがあるというのも、そもそも学生向けのジョブエントリーがほとんど「エンジニアリング」ばかりなためにエンジニアリングスキルができないと仕事がないというような状態に陥っています。

f:id:m-fumifumi:20170812010552p:plain例えばこれはアップルのインターンのジョブエントリ一覧なのですが、15個職種がある中で、ほぼ全てがITに関わっていますビジネスサイドはほとんどありません

Twitter、Airbnb、Facebook、Googleなどの大御所テックもほぼ同じような状況でした。

もし、他の職種で見つけたいとするならば、だいたいMBAの枠限定で募集があったりします。

その他ではPM(Product Manager)などがありますが、こちらはバリバリのベテランが行う仕事なため、新卒や学生でジョブハントするにはかなり厳しいのが現実かなと思います。

3.学歴

突飛なスキルがない限り、学歴で見ている部分も少なくはありません。

現に、こちらでインターンしているエンジニアの友人たちはMITやUCバークレーの学生が多い印象です。

学歴がバークレーほどで、英語が母国語で、エンジニアリング歴はおよそ7年間くらいの猛者たちが現地でのテックカンパニーのインターンやスタートアップで働いているイメージです。

そのような人材が、サンフランシスコ、シリコンバレーのインターンにはこぞって集まっています。

ではどうやってシリコンバレーでインターンするのか

僕が現在7ヶ月ほど過ごして、インタビューを始めてみて『米国でインターンをする』チャンスが一番現実的に見えるのは米国の大学を卒業するのが良いかなと思います。

学部からでもいいですし、大学院からという人もたくさんいらっしゃいました。

なぜなら、米国の大学を卒業するとOPTという1年間有効なビザが発行されるため合法でインターンなど、仕事をすることができるからです。

また、STEM科目の専攻であればそれが3年間もらえるため、それが一番現実的な手段ではないかなと思います。

また、外資系に勤めてトランスファーを狙うのも選択肢の一つではあると思います。

上の条件はあくまでも『留学生』が『インターン』をするには?という目線で書いているため、かなり条件は異なるかと思います。

実際に自分がやりたいことを諦めずに粘っていけば結果はおのずとついてくるのではないでしょうか。

また、『シリコンバレーでインターンする』という記事で有名なのが上杉周作さんの「シリコンバレーでインターンしたい学生さんへ」という記事です。

上杉さんの記事はもっとシリコンバレーに対して深い知見で、そしてご自身の経験から記事を執筆されているため、本気でインターンシップを考えている人はぜひご覧になるといいかと思います。

実は僕は上杉さんの記事に何度もお世話になっており、何回も記事を読み返しました。また、文体から上杉さんの優しい人間性が伝わってくるものがあります。

また、僕の活動の1つで、シリコンバレーで挑戦する方へのインタビュー記事というのをやっています。

みなさんビザの取得に苦しんでおられた過去はあるようですが、今はこちらで働かれています。

以下に『大学院を卒業してこちらで働かれている方』のインタビューをまとめておきますね。

こちらで働こうと考えている方は読んでおくと役に立つと思います。

アメリカ大学院を出てシリコンバレーで働かれている方々

▶︎【~事業立ち上げから失敗~】自身の経験から学んだ、スタートアップの心得

▶︎【英語赤点から米大学院。そしてフルスタックエンジニアへ】若い時にこそ挑戦すべき理由とは

▶︎【~前編~】 ペンシルバニア、カーネギーメロン大学を通して感じた、学生の意識の違い

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