Amazonがリアル店舗を展開する5つの理由




Amazon Booksとは

今回はAmazon Booksという、Amazonの本を中心にした本が買える(Amazon Storeに登録されている本が売っている)ところへ行って参りました。

Amazon Booksは当然ですがAmazonが所持する書店です。

最初は本社があるシアトルに2015年の11月にオープンし、現在は米国内13都市に展開していて、メリーランド、テキサス、ワシントンDCにはもうすぐできるそうです(サイトにはComing Soon!とあります)。

Amazon BooksにはAmazonグッズが売っていることと(Kindleなど)本自体がAmazonのオンラインショップでレビューが高い書冊のみが売られおり、その数1店舗およそ5,000冊と言われています。

また、もし購入した書冊が気に入らない場合は30日以内であれば返金保証も行っています。

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これは期間が長い上に本の購入に伴っては珍しい取り組みと思われます。

ここSantana RowのAmazon Booksで初めて経験したサービスの特徴などをこれから書いていきたいと思います。

Amazon Books in Santana Row店に到着


Amazon Books Santana Row店です。現在は、サンフランシスコ・ベイエリア唯一の店舗です。
その他カリフォルニア州ですと、サンタモニカやロサンゼルスにあります。

入店


入店するとこのようなクールな雰囲気に包まれます。

実際、あたりを見渡すと本以外のAIスピーカー、リュック、セキュリティグッズなど幅広く商品が揃っており、本屋さんだけど本屋さんではないように思うほどです。

Amazon アプリを使ってスキャニング準備


いつものAmazonのアプリを使って決済を素早く行うことやスキャンが可能になります。
そして最近密かに『スマート決済』して買い物をすることにはまっています。。


やり方としてはまずアプリのハンバーガーメニューからSee All Optionのようなものを選択。そうすると上のような画面に入ります。そこで迷わずBooksを選択します。

場所の指定が出てきますので、これは現在位置しているSantana Row店を選択します。

スキャニング開始


アプリ上で準備が整った後、早速スキャニングへと移ります。早速気になった本を読み込んでみました。
かざすとこのような点々が出始めます。

すると読み込みが終了します。スマホをかざした結果、なんと商品が現れました。ここで注目すべき点は、通常の値段の半額以下で買える点です。ここはAmazon Booksのメリットであるらしく、来た顧客に関してはさらに割引して購入に近づける狙いがあるそうです。

ちなみにAmazon BooksにはBooksと謳いながらもその他のテック商品も置いてあります。
例えばホームセキュリティのRingAugust、温度調節のNestなどです。

ここにはAIスピーカーとして話題沸騰中のAlexaなどが置いてありました。

これは試しに本以外の商品を読み取ってみた結果です。左上のリュックや右側のプロダクトなども先ほどのようなスキャニングで読み込むことができました。

いざ決済へ


いざ決済へ参ります。ちなみに、以前書いたWalmartの決済の時のように一人でその場でモバイル決済をすることはまだできませんでした。

その代わり、このようなQRコードがレジの前にあるため、同様、アプリで読み込みます。


すると、今度は画面上にQRコードが表示されます。この中に自分がスキャンした商品情報が入っています

僕の場合は先ほどのAirbnbの本が購入リストとして入っています。スキャンして画面に確認した後に、レジに持っていきます。すると店員さんが本をスキャンし(本はスマホと一緒に持っていく必要がある)、決済がその場で完了します。

メールでレシートが頼めるため、送ってもらいました。しっかりと元値から割引されて購入できています。

感想

Amazon Booksは非常に楽しい経験ができました。

アプリ上で、店舗にある書冊の検索などもできるため、事前から店舗に自分たちが欲しい本があるのかを調べた上でいくこともできます。また、安い上に取り逃がしなく本がその場で購入できます。

また、自身のE-Commerce事業で小売業界を脅かし、例えば大手デパートのMacy’sなどが店舗をたたむ中、今度はAmazonがリアル店舗を出しています。

これには5つの大きな理由があるそうです

Amazonがリアル店舗を展開する5つの理由

Amazon Alexaなど、ガジェットを見せる場にすること

様々な会社から多くのテクノロジーガジェットが出ていますが、それを具体的に手に取りイメージする場が少ないそう。

だからこそそのような小売店であるb8taなどがベイエリアでは流行っていますが、まだまだ少ないです。
Amazonがそのハブになろうとしているといいます。リアルで見せ、手に取ることにより顧客に具体的なイメージを与えるのだそう。

偶然性の誘発

Amazonサイトを見ていると感じることも多いですが、多くの買い物の根拠は『自分から購入を決めているように見えて実は買わされている』ということです。

Amazonサイトからパーソナライズされた商品の提案などで購入を決めた人も多いのではないでしょうか(僕は最近それにより本を4冊購入しました。。)

そのような偶発性をAmazonリアル店舗プラットフォームで行うことによって売り上げを上げることが目標の一つだそうです。少し①とリンクする根拠です。

顧客にピックアップの活動などをさせるため

今まで通販ですとAmazonが提携したシッピング会社から顧客の住所まで荷物を届ける仕組みになっていました。
しかし、それだとどうしてもシッピングコストが生じます。

今では事業規模や売上も大きくなったAmazonは、今度は自社で店舗を作ることによりそこを荷物取引の場所として設定することにより、顧客にピックアップしてもらうという形でシッピングコストを激減させます

だからこそ多くの州に展開することを目指しているそう。

リテールテクノロジーの向上

Amazonは今やE-Commerceだけの会社ではありません。

既にAmazonの工場ではパッキングや仕分けにはロボットが使われているそうで、そのテクノロジーの応用先はこのリアル店舗になると言われています

そのため、今現在はAmazon Booksの中に従業員はいましたが、ほぼ決済の自動化は見えているため、あとはその従業員やその他スタッフをなくしてテクノロジーを活かした店舗になると思います。

ロイヤリティを生むため

実はAmazon Booksの上の割引はPrime会員のみに適用されます。

狙いは、Amazon Prime会員の学生料金をわざと安くすることによって($99/年のところを$50/年)学生にリアル店舗にて本やガジェットを買ってもらうこと

そうするとAmazon Booksがないとそれ以上に本が安く買えるところがないとなり、学生を中心に顧客が集まります。

そのため、年間のPrime料金を50%にしても元が取れるそう

しかも、単発ではなくPrimeのそのようなメリットを与えることによりAmazonにも心的に寄り添ってもらい、エバンジェリストではないですが、そのような存在になることも狙いだそうです。

サービスを体験するだけでは楽しく終わってしまいますが、今回はAmazon側の狙いもしっかりと理解ができたことは学びになりました。




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